藤本流三味線
昭和25年に初代藤本琇丈により創流されました。端唄・俗曲・民謡を三本柱にしながら、ジャンルを問わない演奏方法を開拓し、全国で2万人以上の名取を有する三味線の流派です。
《端 唄 》
江戸中期から末期にかけて、江戸市中で流行した三味線小唄のひとつ。代表曲に「春雨」「夕暮」などがある。何れの曲も四季折々の日本人の繊細な感性を詩に託し、大衆音楽として現在でも継承され、親しまれています。
《俗 曲》
曲種は端唄と似ているが、酒席のさわぎ唄や寄席芸の音曲等、さらに俗っぽく歌われるものを現在では一般的に俗曲と呼ばれています。代表曲に「梅は咲いたか」「奴さん」「なすとかぼちゃ」などがあります。
《民 謡 》
古代より日本各地の民衆の生活に密着して唄われてきた伝承歌謡の総称です。その種類は様々で、海・山・田畑などでの作業唄から子守唄・祭り歌・座敷唄、そして近年の創作民謡など、唄われる場所や曲調も多種多様です。「花笠音頭」「ソーラン節」「貝殻節」など
二代目 藤本冨士貴(フジモト フジタカ)
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相原隆文(あいはら たかふみ)/藤本冨士貴(ふじもと ふじたか)